カテゴリー「うつの正体と付き合い方」の7件の記事

2009年7月12日 (日)

うつ病の血液検査(朝日新聞記事)

7/11朝日新聞のHPに、厚生労働省の研究班が行っている「うつ病の判定検査」に関する記事がありました。

朝日新聞HP ライフ>医療・健康 記事一覧 より、ご覧になれます。

約3万個の白血球の遺伝子のうち、神経伝達や免疫などに関連する24の遺伝子がストレスによって変化することが解り、これを採血解析する事で、うつ病と健常者とを識別できるというもの。

現在のうつ病診断は、医師による問診が中心ですが、他の病気と症状が類似していると、うつ病であるという判断が難しく、この技術が確立されれば、今まで初期の段階で見落とされていた「うつ病」を早期発見し、治療に入ることが出来るようになることが期待されているとのこと。但し、実用化されても、医師による問診は必須としています。

「問診に加えてうつ病診断を補助する検査結果が得られるようになる」ということでしょう。

これは実感。自分でうつ病ではないか?と自覚できる人は、そういないと思います。現れる体調の変化や気分障害の状態も人それぞれでしょうし、うつ病という病気があることすら知らなければ、まず気付けないでしょう。

うみねこも、
①痛い位の肩凝り⇒マッサージと首のストレッチ
②後頭部、頭全体へと痛み増加⇒ペイン・クリニック
③思考力・判断力・気力喪失⇒精神神経科受診
と、病院にいっても対症療法のみで、③で初めて うつ病 と診断されました。③ではもうすでに、まともに出勤もできず、寝付けず、出勤しても仕事にならずでした。①~③の間は約1年位あったと思います。

医師も問診で入手できた情報から必要な検査や処置を決めるのでしょうが、現状は相当悪化してからでないと・・・。早期発見は専門の医師でも無い限り困難な模様。

早期発見>早期治療 が やはり重要ですよね。動けなくなってからですと、ほんと、なっかなか治りませぬ。

記事では、あと2年程研究を重ねて、その判定精度を確かめるそうです。また、白血球の遺伝子の変化と、うつ病の原因とされる脳内の変化との関係が解れば、うつ病の原因の究明にもつながるとのこと。

つまりだ。

まだよくメカニズムが解っていない病気なんだなということが、よく解りました。

ひどく調子が悪いときは、頭痛に微熱が伴うことがあるのですが、白血球が何か異常行動して炎症でも起こしているのか・・・? 残り少ない脳細胞を食ってないだろうな?!

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2009年3月 2日 (月)

砂漠の水-うつになりやすい思考

日々の余裕はありませぬが、多少残業しても、受けるダメージが減ってきている。スタミナがついてきた感じですね。1年前は出勤帰宅でいっぱいいっぱいでしたが。それでもまだ、週末は「何もしないことをしたい」。

週末に近づくに連れて、だんだんLOW ENERGY。そして休日になだれ込む。

考え事は多い。考えだすときりがない。しかも、ニワトリが先か 卵が先か、疲れが貯まってくると、考え出す。ロクなことではない。そして、気分が悪くなる。だから、そういった事から気を逸らすのが大変だ。

先日受けたカウンセリングでも、どうやらまだ、うみねこが考えて悩まなくてもいい事で考え込んでいる。今は、どこの会社も大変な時期だとは思いますが、

「このまま、ただ我慢していれば景気と共に上り調子になれるのか? 何かしとかないといけないのでは?」

「そういうことは、うみねこが考える必要はなく、経営者がちゃんと考えてるから」

と、先生は言う。

うつ病になりやすい思考パターンというのが、やはりあるらしい。砂漠を歩いている時の水筒の水の話をしてくれた。

砂漠を次の街まで道中半ば、水筒に水が半分残っているとする。
「まだ、半分もあるや」と、思える人は大丈夫らしい。
「もう、半分しかない」と、思う人がカウンセリングを受けに来るらしい。

うみねこは、「街についても水は無いかもしれないし、途中で別の用事で寄らなければならない所が増えるかもしれないし、水が手に入らないまま、次の街へ向かわねばならなくなるかも」と考えるタイプだと話したら、笑われました。

会社では、想定外の作業というものは、必ず生じる。それを優先してこなした後でその日やらなくちゃと思っていた作業を無理して深夜までやり続けてきたのが、失敗なのだ。常に、そういう状況にあったものだから・・・物事が計画通りに進まないのは当然だ。

最近は、身体にリミッタがついてしまい、無理な残業はできなくなった。多少、不謹慎ではあるが、会社も不況につき、効率を上げて17時で帰りましょう、無理があったら明日にしましょうという風潮が助かっている。

助かってはいるが、今までが今までだっただけに、「それで大丈夫なのか?」と、また余計な事を考え出す。どうも、他の人と基準点がずれてしまっているのかもしれない。

これは、治さないといけない自動思考なのだろう。

少なくとも、もう二度と、うつのTHE BOTTOMには落ち込みたくない。懲りた。

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2008年9月 3日 (水)

心身の定期メンテナンス

あと1ヶ月で、復職後まる1年。早い。あっという間です。

「うつ」というよく分からないシステムと闘ったり、打ちのめされたり、いろいろな事をあきらめたり、何もできなかったり、何もしなかったり。あらゆる方々の支援を受けつつ、徐々に回復しつつ、なんとか続いています。職場での担当業務への配慮や暖かく迎え入れてくれましたこと、本当にありがたく思っています。それに少しでも報いようと、調子が良いなというときに力みすぎると、また下がり調子になったりするのですけど。

とにかく、薬を飲み続けてでも、現状の生活パターンやリズムを維持していく事と同時に、もう一つ大切な事があったなぁと、昨日感じました。

昨日は、普通に出社しました。が、なんとも体調が悪く、思考力停止。 しなくてはならない事の整理でもしようかと踏ん張ってましたが、どうにも仕事できてないなと感じ、午後お休みを頂きました。

ふと、沖縄に同行した友人の言葉を思い出す。

「最近は、月に一度はマッサージを受けに行ったりして、身体のメンテをしてる」

なるほどと思いましたネ。 思考力停止に至るまで、きっと、なんか力んでたんだと思います。ここまで、落ちる前兆がなかなかつかみにくい。なにせ、いつもなんとなく調子悪いし、若干の波もあるので先が読めないのです。で、改めて身体の変調をサーチングすると、首から肩甲骨にかけてと腰周辺が凝り凝り。

それに伴って頭が重く集中力も思考力も停止。

前兆を感じてからでは、仕事に支障来たす程まで落ちてからでは、きっと遅いのでしょうね。そのためには、月1回とか2回とか、定期的な心身のメンテを入れた方が楽に状態を維持できるのかもしれません。

さっそく、昨日の午後はスーパー銭湯へ行って温まり、屋外チェアーで昼寝と言うより寝落ち。 マッサージを受けて、帰宅後18時頃に寝落ち^^; マッサージ受けると、直後は身体がだるくなるんですよね。

12時間睡眠で本日出社してきましたが、調子は元に戻りました。

身体の調子の先が読めないからこその、定期メンテナンス。

お勧めです。 気持ち良いし。

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2007年10月28日 (日)

うつの正体と付き合い方(その4)

最近になってようやく。 デイケア先で言われ続けてきた事、カウンセリングで言われ続けてきた事が、分かるようになってきた。

『調子が悪い時は、休む。 そういう自分を認めてやる。(うつな自分に、それを許せない自分の方から歩み寄れ)』

『日々、何かを(限界まで)やる必要は無い。』

『負荷をかけ続ける事より、緊張を抜いた状態、リラックスした時間を持つ方向に意識を。』

『日々に余裕を残すから、続けられるんです。』

分かってきたということは、少し余裕がでてきた(良くなってきた)ということなんだろう。
うつになってしまった当初は、思っていた以上に長引き、なかなか治らない状態にのた打ち回りすぎた。 負荷をかけて、耐えるようになったら次の負荷をかけて、と筋トレのようなことをしては、つぶれた。 そういう状況にも焦りを覚え、緊張を解けていなかったように思う。

ストレスというものからは、普段の生活でも、生きていく上では逃げられん。ゼロはありえない。
だからこそ、リラックスするべき時との、切り替えをいかにうまくするかが、重要になるんだと思う。

これは、うつを治すためだけではなく、再発を防止する上でも、予防する上でも、日々の生活で念頭においておくべき事なんだろうなぁと、つくづく思う。

右の”自律神経リラックス”コーナーに、うみねこが試して効果があった(自律神経に届いた!)と思うリラックス方法とそれに関する情報を、少しずつ追加していきますので、御参考までに。

書きたい事はいっぱいあるんだけど・・・

いっぺんに書こうとすると、疲れるので、出来る時に少しずつにします^^;

いまは、会社と自宅の往復と日々の食事で、手一杯(/。。)/

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2007年10月 8日 (月)

うつの正体と付き合い方(その3)

うつとうまく付き合うという事は、うつである自分に歩み寄るということらしい。

すなわち、自分で持っている「こうあるべき」を一旦休むつもりで『ぜ~んぶ諦める』。
日々の行動は、自分の体調に耳を傾けながら、ダメージを食らわない程度に留める。
できるだけリラックスした時間を持つ。

下手にあがくよりもそうしたほうが、どうやら回復は結果として早そうだ。

ただ、寝転んでいても、リラックスできない。目が冴えて眠れない。脳がちりちりと興奮状態。頭痛、肩凝り、気分障害といった不快な諸症状・・・。

やはり、いままで色々自己人体実験をしてきたが、『リラックスする』という事は、交感神経(緊張しこれから起こる事に備える)から副交感神経(リラックスし休養を取る)への切り替えなのだろうと思う。健常なら、これが普通に出来ている事なのだ。

うつ病になってしまうと、これがやっかいだ。 やろうと思ったり考えたりしても、なかなか出来ない事は前記事の通りだ。

脳は色々な感覚器官(5感:視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚や、筋肉や内臓諸器官からの信号 等)から情報を入手し、今が緊張するべき時かリラックスしてていい時かを判断する。(無意識にね)

緊張すると、血管や筋肉の収縮、血圧、心拍数上昇、危機に対して体が備える。
リラックスすると、血管は膨張し、血圧は下がり、筋肉も弛緩して血行がよくなる。

リラックスするということは、リラックスしようと考える事ではなさそうです。考えれば考える程、リラックスできない事、眠れない事に焦るだけなのだ。

どうすればいいのか?

自律神経系に、今はリラックスするべき状態だということを、ダイレクトに伝えてやる必要があるのだと思う。
それには、5感から「今はリラックスしていいんだ」という刺激を与えてやると、直接脳に届く様に感じる。

良く眠れること。
ちゃんと食事を取ること。
生活リズムを整える事。
リラックスした時間を一日の内(眠る前が吉)に出来るだけ確保すること。
物事の捉え方のクセを修正すること。
(認知療法というより『気持ちが楽になる五つのツール』を、後日紹介します。)

薬を飲むのは当然として、これらが、うつからの回復や再発防止、及び予防に、自分ができ得るすごく重要な事だと思います。 ただ、何もかもいっぺんに解決しようとしない事も重要です。

何かをやってダメ、あれもやってダメと、いちいち凹まない事です。 ひとつづつ、じっくりとね。

今後、うみねこが実際に試した物、こんなのもあるよという脳に届くリラックス(癒し)方法や、「気持ちが楽になる方法」を順次紹介していきます。

是非、いろいろと試してみて自分に合った物を見つけ出してみて欲しいと思います。 少なくとも、うみねこには効いています。 (ちなみに、何かをやったからといって、即治るというものではありません。 複合効果で少しずつ回復に向かってくれれば幸いです)

続きを読む "うつの正体と付き合い方(その3)"

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2007年9月25日 (火)

うつの正体と付き合い方(その2)

『うつは、【自然】のようなものだ。だからコントロールしようと思って出来るものではない。』

うつのメカニズムについては、うつ病ドリルさんの所である程度は理解はしていたつもりだった。

脳の自律神経をコントロールする所が、常に興奮(緊張)状態に陥り、交感神経と副交感神経の切り替えやホルモンバランスのコントロールがうまくいかなくなり、脳内の神経伝達物質が減って思考力、判断力、意欲の低下及び各種の体調不良(肩凝りやら頭痛やらうんぬんかんぬん。 子種もできやしねぇ・・・)や気分障害。(はっきりいって、なんでも有りで、何が起きても不思議じゃない)

ただ、これらは脳が受け続けたストレスに対する対抗手段として反応した結果だ。
しかも、記憶野に刻み込まれた過去の苦い経験や記憶、うつになってしまった事で発生する新たなストレスが、この部分をチクチクと刺激し続けるようになって無限ループになってしまい、不調な状態が長期間続く状態。 これが 『うつ』 というものなんだろう。

仕事中心の思考と生活パターン、「やばい」状況で出るアドレナリンに、自分いじめが好きな性格は良くマッチして、忙しい自分に一種のハイになったような感覚(快楽)さえ感じていたはずだ。 ここに落とし穴があったわけだ。 知らずに、常にアドレナリンを求めるように・・・。 それと共に、他の事を考える『ゆとり』もなく。

こういった、自律神経とかのコントロールを行う部分は、いわば自動制御で、きっと『防御本能』とか『免疫系統』に近い存在で、理性、根性、努力等で意識的に自在にコントロールできる代物ではない。 「心臓を動かしている神経に意識的に働きかけて、ちょっと止めて見せる」なんていう事は、おいそれとは出来ないのと同じだ。 (ボクサーは、パンチを受けても”まばたき”しない訓練をするみたいですね。 次のパンチが見えないから? すごいよねぇ。)

興奮状態(無意識にね)にあるまま、眠ろうとしても眠れない。 当たり前だな・・・。
じっとして休んでるつもりでも、休めてない。
でも疲れが貯まれば、時、所かまわず眠気や頭痛などの不調が襲う。

そして、なんとか早く治したいと思ってやりすぎるリハビリ。
ストレスに対抗して長い熟成を経て出来てしまった無限ループに、急に負荷(ストレス)をかけても、刺激するだけで火に油だ。

『うつは自然のようなものだ。 コントロールできると思うな』とは、きっとこういう意味なのだろう。

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2007年9月23日 (日)

うつの正体と付き合い方(その1)

先日、復職を目前にしてあれこれとリハビリを詰め込んではエネルギーを喪失していたうみねこは、デイケア先で精神科の先生による性格判断を含めたカウンセリングを受けた。

そこで出た性格判断(TEG-IIとかいう)によると、『自分に厳しすぎる』らしい。
もちろん、テストだけでなく、デイケアでの活動やお話を通じての総合判断として、次のようなコメントを頂いた。

うみねこは、頭の中に発生した『うつ』というよくわからんシステム(ブラックボックス)に対抗するためのもう一つの冷静な自分がいて、その『うつ』な部分が許せずにおり、いろいろなINPUTを入れてみてはそのOUTPUTを観察し、システムを客観的に観察してモデル化(同定)し、コントロールしようとしていると言うのだ。 そして、冷静な自分の方が持っている基準は、元気だった頃の『こうあるべき』であり、そこからかけ離れた同定不能な不可解かつ低レベルなOUTPUTを出してくる『うつ』な部分を常に観察し比較しては、その差分に葛藤し続けている。

というのが、分析結果についての説明だった。

それに対し、今後の生き方も含めて受けたアドバイスは、実に単純かつ明快な物であったが、それ故に難解でもあった。

『うつという物は、【自然(例えば天候とか)】と同じような物。 何か努力をして、コントロールできる様な代物ではない。 むしろ、うつな部分も自分の一部と諦め(良い意味でね)て、冷静な自分の方から歩み寄り、認めてやり、付き合って行く位の気持ちでいたほうが、全体的にバランスがとれてうまく行く(良くなっていく)と思う。 時間はかかるのはしかたないけど、そういう物なんです。』

(´・ω・`)?

(´-ω-`)ヾ

これについて、ここ2週間色々と考察してました。 一休さん ポクポク状態。 のこりは明日じゃ。

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