本の紹介-会社力が”うつ”から救う
うつ病からの回復期で、復職を目指している方及び、うつ病になってしまった方の上司及び事業主殿へ、お勧めの本があります。
著者は本来、うつ病からの復職を支援する団体にて、うつ病からの社会復帰を目指す方をサポートする立場の方ですが、この本は、近年増加しつつある、うつ病で解雇された方が事業主や上司に対して訴訟を起こし勝訴するケースが増えている事例を元に、「事業主」に対するリスクヘッジとして、
「社員へのメンタルヘルスケアを中途半端にしておくと、いつか手痛い目にあいますよ」
という様な忠告?的な視点からまとめられています。
が、決して、事業主を訴えましょう!と煽っているのではありません。
事業主殿に対しても、脅しをかけている訳でもありません。
「うつ病」という病気は、両方を苦しめています。 著者は、こう言いたいのだと思います。
「うつ病というものが、少しでも減る事を望んでいます」
この本の良いと思った点は、
- うつ病を起こしやすい職場環境や条件
- 上司が部下のうつ病の兆候を見逃さず早期治療につなげる具体的な手段
- うつ病になってしまった方への、事業主や上司としての理想的な対応方法
- うつ病から回復し、職場復帰するための具体的なリハビリ方法
- うつ病からの職場復帰に際し、事業主、上司としての理想的な対応方法
- メンタルヘルスケアや復職支援をアウトソーシングする方法や無料で利用できる公的施設を活用するメリット(事業主、当事者双方にとっての利点)
が明示されており、”うつ病”というものを少しでも減らすために、また、早期発見し早期復帰できるようにするために、すべき事は何か?どう対処すべきか?を示す重要なキーワードや、チェックリスト、具体的な対応方法としてまとめている点です。
事業主、上司、うつ病になってしまった方、誰が悪い!と言っているのではありません。
この本が救おうとしているのは、”うつ病”という病気自体から、事業主、上司及び当事者全てだと感じました。
さしあたって、うみねこは、紹介されているストレス耐性を上げるための「自主トレ」(無理は禁物とありますね^^; ストレス段階の軽い順に、何を目標にどういったリハビリをしていくと良いかが書かれています。)と、「復職後の徐々にスパルタ・・・^^; ステップアップ」が、非常に参考になるなと感じています。
著者関連書籍:山口律子 MDA(うつ・気分障害協会)理事
いづれも、1400円、200P位の本です。右はまだ読んでいませんが、楽天では評価高いです。
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